先日、代官山で行われていたフォトグラファー 大杉隼平さん写真展『 a blink in life 』を観に行ってきました。

瑞々しく鮮やかな視点と感性。
足元の囁きに耳を傾け、空高く天を仰ぐ躍動感。
人の息づかいを感じる
日常の何気ない瞬間を丁寧に写し捉えた先にあるものとは?

当たり前の日常に揺らぎが生じた中でも、世界は美しいもの、やさしさ、ひたむきさ、祈りに溢れている、そう感じさせてくれる作品ばかりでした。
その場面に自分も出くわしているような、息をのみながらファインダーを覗く隼平さんの温度が伝わってくるような、シャッターを切るその瞬間へ連れて行ってくれるような鼓動を感じる写真たち。そうだ、ワタシはこういう写真が好きだった。そう思い出させてくれる作品たちに掴まれた心を離してもらえず、立ち尽くしてしまいました。

静かに観た方がいい空間で一生懸命平静を装ったけれど、心の中は「どうしよう?!すごいものを見せてもらってる!!」という感覚で胸が高鳴って、騒がしかったです。自分なりの方法で進んでいこうって、めちゃくちゃ刺激になりました。